能登半島豪雨被害調査｜金沢市のリフォーム&増改築会社｜住まいの断熱はセイダイリフォームクリエイト

こんにちは！
石川県（金沢市・野々市市・白山市・内灘町）の断熱リフォーム・リノベーション専門店、セイダイリフォームクリエイトの久岡です。

先日、能登半島豪雨被害調査に行きました。

前回のブログで9/21開催予定の中島町のお熊甲祭り楽しみに

していたのですが中止になりました。

今回、訪問したのは輪島市です。

 

床上浸水

下の写真で襖が床上から20センチくらいのところまで

変色しているのが分かります。ここまで水がつかりました。

 

 

ボランティアさんによる清掃

調査に行ったときに京都と長野から来ていたボランティアさんが

清掃していました。遠方から来ていただき感謝です。

金沢が近くに感じました。

 

 

 

基礎下の状況

床下点検口からの写真です。

災害から14日経過しましたが、まだ水が溜まっています。

下水臭が混じっています。

ご家族のほかにご親戚やボランティアさんには頭が下がります。

 

 

修繕方法

 

昨年、津幡での豪雨災害修繕の経験がありますので思いつくことを書きます。

1階の床板を全て撤去、大引、床垂木などの床下地材もできる所は交換

土台は柱がのっているので消毒のみ

壁は下地ボードごと張替えしてクロスも貼替え

壁の中に入っている断熱材も交換

外壁は清掃でいけるかも

電気配線は漏水はしなかったが床下にはっている配線は改修

キッチン、ユニットバス、洗面台、便器、エコキュート、エアコンは全交換

木製建具も枠ごと交換

アルミ玄関ドアは清掃

基礎下の泥を出したあとに、消毒

などなど、1階床壁のスケルトンリフォームになります。

 

ここまで解体して修繕するのなら、

骨組が見えているので、床と壁の断熱気密を強化してもいいと思います。

 

現在、施主さんは2階に住んでいます。

水と電気は復旧したので、既存の設備機器で生活しています。

 

門前の皆月方面の現況

こちらの方面でもOB顧客さんの家が床上浸水しました。

調査の帰りに撮った写真です。川が氾濫して横の道路のアスファルト下の

土砂が全部、川に流れて空洞になっています。

深さ2ｍ以上あるので落ちると脱出できません。

 

 

 

こちらは道路が土砂と流木で通行止めになっていた部分だと思います。

 

 

輪島朝市の解体状況

こちらは帰りに輪島朝市の解体状況を見にいった写真です。

解体が早く進んでいました。

 

今年5月の写真

 

10月に行った写真

 

地震修繕は被害状況によっては公費解体、

豪雨災害は1階の修繕ができる家と被害状況によっては公費解体になる家も

あります。

今年の能登の方は大変ですが、できることをやっていこうと思います。

沢山、物件をかかえていますが1件づつ頑張ります。

 

 

 

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